クローゼット収納

【まとめ】すっきり片付ける!クローゼット収納術

この記事を書いた人

さかた ちあき(快適暮らし舎代表)
片付けのきっかけ作りをお手伝いし片付く仕組みをご提案する整理収納アドバイザー。

今回は、服の収納方法やクローゼットの使い方についてお届けします。

主婦A子さん
主婦A子さん
服がごちゃごちゃ入っていてクローゼットがいまいち使いにくいなぁ・・・
クローゼットがすっきり片付く収納法が知りたいな。

このように衣類収納に困っている方へ、

  • すっきり片付けるための服の収納方法
  • 造作クローゼット「スペースの使い方」

をご紹介したいと思います。

クローゼット「スペースの使い方」は、たとえば押し入れや納戸のような他のスペースの収納にも応用できます。

私が片付けのサポートをさせていただいたクライアント様宅では、部屋にあふれていた服の山も服の収納方法やクローゼットの使い方を少し見直したことで、

あっという間に全てをすっきりおさめることができました!

ここまで大きな片付けでなくても、ごちゃごちゃしがちなクローゼットを劇的に変化させることもできるので、ぜひ収納のコツを最後までご覧ください。

すっきり片付ける!クローゼット収納術

まず収納をする前提条件として、ひとりでは管理しきれないほど手持ち服がある場合は、事前に服を整理して、もう着ない服や必要ない服は処分しておく必要があります。

服の整理の手順や方法は過去記事で詳しく紹介しているので、ぜひこちらを参考にしたうえで、次のステップに進んでみてくださいね。

【クローゼット整理】手持ち服を見直す「衣類管理チェックリスト」服が多くて片付かない! 片付け方がわからない! そのような方へ、クローゼットの整理方法をご紹介します。 以前は私も、買い物が好きなうえに片付けは苦手・・・で、増えやすい服は特に片付かずに困っていました。 ですが、整理方法を学んで手順通りに片付けに取り組んでみたところ、自分にとって必要な服だけを使い勝手よくクローゼットにおさめることができるようになりました! 服が片付かなくて困っている方は、ぜひ次の方法をためしてみてくださいね。...

ハンガー収納と引き出し収納を使い分ける

服のハンガー収納と引き出し収納は、上手に使い分けましょう。

ハンガー収納のコツ

しわになりやすい服、傷つきやすい服はハンガー収納がおすすめです。

ハンガー収納は、服を畳まなくてよいので片付けるのも手間がかからないというメリットもありますね。

クローゼットにはあらかじめポールが備わっていることがほとんどかと思いますし、そのような造りがなくても、ハンガーラック・ポールハンガーを購入してクローゼットや押し入れの中で使用しても良いでしょう。

ちなみに私は服を畳むのが面倒なので、日常服のほとんどをハンガー収納にしています。

\押入れ用におすすめ/

コーディネートのセット収納で時短にも!

たとえば、たくさん服を持っていたとしても、気に入ってよく着る服の組み合わせのパターンって決まっていたりしませんか?

毎回着回しを考えるよりも、あらかじめコーディネートをセットにして収納しておく方が、身支度も服の管理も買い物も、ずっと楽になります。

少なくとも私はそうなので、あらかじめ全ての手持ち服を上下セットで収納しています。

コーディネートを考えて作ることで、「冬服のセットは十分あるけど、春夏服は少ない」のような気づきもあります。

身支度もスムーズになり、クローゼットもすっきり片付くのでおすすめです。

洋服カバーに工夫をしておくと便利

また、洋服カバーをかける服を並べるときに、わが家のクローゼットのちょっとした工夫として、

素材やデザインが似ていて見分けがつきにくいスーツなどはカバーをかけてラベル表示するようにしています。

市販のカバーにラベルを貼っただけなんですけど、これだけでクローゼットが乱れなくなりました。

引き出し収納のコツ

ハンガーに掛けると型崩れしやすいニットや、しわになりにくいスエット、デニム、Tシャツなど は引き出し収納でも良いですね。

服を立てて並べる

引き出しにおさめる服は、重ねずに立てて並べることで、収納量がUPしますよ!

服を選びやすく、出し入れも簡単になるのでおすすめです。

おさめる服の数が少ない場合は、仕切り収納ケースを使うときれいに収納できます。

洋服収納に!スペースを活用する仕切り収納ケースとは今回は、ぐちゃぐちゃならない洋服のしまい方、簡単取り出しやすく綺麗にすっきり片付く、またスペースもしっかり活用できる仕切り収納ケースをご紹介させてもらいました。...

造作クローゼットの「スペースの使い方」

クローゼットスペースの使い方では、収納のポイントが3つあります!

1・奥行きを活かす

奥行きがある場合は、奥から引き出せるケースを使うと、出し入れに手間がかかりません。

また、奥のものの手前に物を置くときには、手前をキャスター付きの可動式にすると楽に出し入れができます。

2・上段もうまく使う

上段は、収納ボックスを使って、収めたいものを種類別にまとめておくと使い勝手がよくなります。

同じ種類のボックスを並べれば、ざっくりとまとめるだけの収納でもすっきり片付きます。

さらに、ラベル表示をしておくとどこに何が入っているのかすぐに把握できるので便利です!

ちなみにわが家では、「フェローズバンガーズボックス」に、子どものおさがり服をサイズ別に収納しています。

3・すき間も有効活用する

突っ張り棒をうまく活用すれば、服飾小物をすき間に収納したりの工夫もできます。

クローゼットの脇に、突っ張り棒で日常使いのカバンの収納スペースを作りました。

整理タンスには入らないし、つい出しっぱなしにすることもあったので、これは便利になりました

まとめ

奥行きを活かしたり、上段やすき間も活用する収納方法は、もちろんクローゼットだけでなくどの場所でも応用できます。

つめこむだけの「とりあえず収納」では、スペースが上手に使えないのでむしろ収納量が減って、おさまりきらない・・・という状況になることもあります。

収納の原則は、「次に使う時に出し入れしやすく」また「どこに何があるのかわかりやすく」です!

わが家の服の収納方法、参考になれば幸いです。

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