今回は「シンク下収納」について。
シンク下にも、引き出し収納または、開き扉(観音開き)収納がありますが、今回は後者(開き扉)の収納方法についておすすめ収納用品も合わせてご紹介します。
開き扉・観音開きのキッチンシンク下収納方法
開き扉の収納スペースは、使いにくかったり使い方がよく分からないことも多いようですが、実は扉内の高さや奥行きを活かせていないことがうまく収納できない原因です。
そこで扉内の高さや奥行きを有効活用するために、収納用品を使います。
棚板が備わっている場合はその棚板を活かしていただければよいのですが、扉内に何もない状態の場合は、棚板に代わるものを入れると高さを活かせるようになり、上段にも物が収納できるようになるので便利です。
そこで使うのがキッチンシンク下用の整理棚です。整理棚を使ったり、つっぱり棚などを用いて収納を工夫していきます。
しかし整理棚を入れてそこに物を置くだけでは、奥行きがなかなか活かせません。
ここにさらに収納ケースを並べて引き出しのように引き出せるようにすると、奥の物も取り出しやすくなり、より便利になります。
1伸縮ラックを使って、高さを活かす
整理棚を使って高さを活かすことがまずお伝えしたポイントですが、そのために私がよくお客様宅で使っている商品は、NITORIのシンク下伸縮ラックという商品です。
価格もお手頃ですし、組み立てもすごく簡単で数分でちゃちゃっと組み立てができて、使い勝手が良いので大変重宝しています。
伸縮ラックなので幅を広げたり狭めたりできます。ご自宅のスペースの横幅に合わせやすいですし、配水管を避けて設置することも簡単にできます。
収納ケースはプラスチックがおすすめ
ここに、二つ目のポイントで、引き出しのように奥から物を引き出せるように「収納ケース」を並べます。
収納ケースはどういったものでもかまいませんが、できればプラスチックのケースがおすすめです。
プラスチックは濡れたり汚れたりしてもすぐに拭き取れて管理がしやすいので、キッチンのシンク下にはプラスチックが向いているかと思います。
100円ショップにも様々な形の便利な収納ケースがたくさんありますので、私はよく、扉の中で使う収納ケースは100円ショップのプラスチックケースを使っています。
2引き出しを使って、奥行きを活かす
引き出しのように使って、奥行きを生かすという点ではその他にも「調味料ラック」を使ったり「引き出しケース」を使ったりという工夫もできます。
調味料ラックも奥から引き出せるものがありますし、シンク下で使う引き出しケースは、無印良品のポリプロピレン追加用ストッカーという商品もおすすめです。
無印良品ポリプロピレン追加用ストッカーは、サイズ感がシンク下のようなスペースにぴったりなのでお客様宅の片付けでよく使っています。
シンク下用伸縮ラック(整理棚)の使い道
シンク下用伸縮ラックや収納ケースを使って高さや奥行きを生かすことで、大変使い勝手が良いシンク下収納になります。
また、シンク下用伸縮ラックはシンク下に限らず、開き扉の中の鍋などの収納にも使えます。整理棚を使っていないと写真のように鍋などを積み上げるようになってしまい、下の物を取ろうと思った時に上の物をどかさないといけない手間がかかりますが、整理棚を入れることで取り出しやすく使い勝手がよくなりますね。
また、同じような形で、開き扉で棚板がない洗面台下収納にもシンク下用伸縮ラックが使えます。
収納のポイントは、シンク下であっても洗面台下であっても同じです。
高さと奥行きを活かすということですね。
以上、今回はシンク下収納の開き戸・観音開き収納のコツやポイントについてご紹介してみました。
ご参考にしてみてください。