洗面室、いわゆるバスルームには、洗濯グッズ・タオルや下着類・ヘアケア用品などが収納できれば入浴後の動線も楽ですね。
狭い洗面スペースにスチールラック収納を合わせてみたのでご紹介します。
既存の家具を使い回す
建売住宅わが家の洗面室は、狭いうえに造り付け棚がありません。
収納家具は自分で用意しています。
今の住まいに引っ越しをしたときに、以前住んでいた借家で使っていた古い整理棚を仕方なくそのまま入れて使っていました。
狭い場所に大きな整理棚を置いていたので、窓がふさがることで洗面室がやや暗くなり圧迫感もあります。
機会があれば模様替えしたいなと思いつつ10年(!)が経過し、この度、ついに整理棚の引き出しが壊れてしまったので家具を処分することになりました。
入れ替わりに配置するために選んだ家具は、子ども部屋で玩具を収納するために使っていたスチールラックです。
新たな家具を買い足すのではなく、既存のスチールラックを使い回すことにしたのです。
洗面室のスチールラック収納
ラックは、棚板の位置を変えれば、用途が変えられます。
棚板の位置を変え、下段には、家族の下着類を収めるのプラスチック引き出しケースを入れるため大きくスペースを作り、上段はタオル類を並べられるようにしました。
オープンなラックなので窓がふさがることがなくなり、洗面室が明るくなりました。
スチールラックは無機質な印象もあるかもしれませんが、お気に入りの自然素材のカゴを並べたり、掛けたり変えたり、自分なりの収納を工夫することができます。
安価で手に入りやすく、そして何より、今回のように各場所で姿を変え手軽に使い回せる家具だということが一番のメリットなのかもしれません。
ではどのように模様替えしたのかご紹介します。
- 最上段・・・ヘアケア用品(カゴ)、ドライヤー(カゴ)
- 上段・・・洗濯ネット(カゴ)、フェイスタオル
- 中段・・・足ふきマット、バスタオル
- 下段・・・家族3人分の下着や部屋着(引き出しケース)
このように、コンパクトながらたくさんのものが収納できますね。
見てすぐ分かり、取り出しやすい
生活用品は家族みんなで使うものですから、しまいこむよりは見てすぐ分かり取り出しやすい収納が便利です。
引き出しケースのような見えない場所には、ラベル表示を行いました。
もちろん、引き出しケースではなく1ボックスずつ収納ケースを用意するのでもよいでしょう。
ラックの使い方は自由自在なので、使いやすいようにカスタマイズしていけばよいのだと思います。
造り付け棚があるケースでも、収納は同じように引き出しケースやかごを使えば、すっきり片付くうえどこに何があるか分かりやすくなります。
動線を楽にするためにも、洗面室に必要なものを全て配置できる収納法を考えていきたいですね。