小さなキッチンでも、食品やキッチン用品を片付けしやすくまとめるコツがあるので、今回はそんなキッチン収納のコツをご紹介したいと思います。
この記事を書いたのは
さかた ちあき(詳しいプロフィール≫)
片付けのきっかけ作りをお手伝いし片付く仕組みをご提案する整理収納アドバイザー。
建売住宅わが家のキッチンは、造作収納やパントリーがありません。
ユニットシェルフやキャビネットなどの大きな買い物もしないまま、結婚当初(16年ほど前)に購入した小さなカップボードをそのまま使い続け、少しずつ収納ケースを買い足したりしてカスタマイズしていっています。
最近になってキッチンパントリー代わりに、無印良品ポリプロピレンケースを購入し、食品やキッチン用品の収納を使いやすく改善しました。
パントリー代わりの収納をつくる際に心がけた片付けのコツが大きく3つあります。
おやつやインスタント食品は1つのシェルフで管理する
まず1つ目は、おやつやインスタント食品、お茶は1つのシェルフで管理すること。
これらの食品は家族がそれぞれに出し入れするものなので、1つのシェルフにまとまっていることで、「全部ここにある」という共通認識をもつことができます。
バラバラにしまっていると片付かないばかりかストック量を把握できなかったり、
家族からは「あれはどこ?」「あれ出して」などと指示されることが多くなりこれが地味にストレスになります。
家族それぞれが出し入れするものは、把握しやすいように1つのシェルフにひとまとめにし、定位置を決めることで出しっぱなしの防止にもなります。
わが家の場合は、ユニットシェルフではなく小さなカップボードなので、ここに食品をひとまとめにするためにポリプロピレンケースを並べて、1ジャンル1ボックス収納をつくりました。
1ジャンル1ボックス収納にする
このように、整理しやすい収納をつくる2つ目のコツは、1ジャンル1ボックス収納にするということです。
1つの引き出しにあれもこれも詰め込むのではなく、1ジャンルにつき1つずつケースやボックスを用意すれば片付けも簡単です。
わが家で用意したケースは、菓子パン、お菓子、お茶やインスタント食品のほか、愛犬のフードや、根菜をまとめておくための引き出しをそれぞれつくりました。
1つずつにラベル表示をして、どこに何がある引き出しなのか分かりやすいようにしています。
シェルフに入れるなら、蓋なし投げ込み収納にする

次に、シェルフに入れるなら、蓋なしボックスを使って投げ込み収納にすること。
シェルフに蓋つきのボックスを入れると、出し入れが面倒で、片付けの手間を増やしてしまうことになります。
蓋なしのインボックスを並べれば、ぽんぽん投げ込むだけでOKの収納で、キッチン用品の整理もラクちんになりますよ。
インボックスは収めたいものに対して小さすぎないサイズで、並べたときに無駄なスペースができない四角のものを選ぶことがポイントです。
そして、こちらでも、1ジャンル1ボックス収納を心がけることで、キッチン用品の定位置を決めることができます。
わが家の場合は、ここに、保存容器、弁当箱、水筒、お菓子作りグッズ、その他用品のそれぞれのボックスが並んでいます。
小さなキッチン収納でも整理しやすい片付けのコツ
このように、小さなキッチンでも、
- 家族が使うもの(食品)は1つのシェルフで管理する
- 1ジャンル1ボックス収納にする
- シェルフに入れるなら蓋なし投げ込み収納にする
を心がけることで、整理しやすいキッチン収納がつくれると思いますので、工夫してみてくださいね。
