鍋やフライパンは?保存容器やキッチンツールは?包丁の収納は?ふきんは?
使いやすい収納場所って?使い勝手の良いキッチンとは?
などなど、皆さんから頂いたご質問にお答えしました!
キッチンツールの便利な収納方法やアイデアが知りたい
収納についてよくご相談を受けるのはキッチン収納!
続いて、クローゼット収納やリビング収納…といったところでしょうか。
キッチンがなかなか片付かないのも、それもそのはずで、キッチンはキッチンツールなど大きさもバラバラな細かな物が多く、作業のための動作や動線も複雑な場所です。
物が多い…動作動線が複雑…ですから特に、物の使用頻度・使いやすい収納場所や使いにくい収納場所を意識して片付けをしていくことで、ようやく使い勝手のよいキッチン収納になります。
以前、キッチン収納について困っていることや聞いてみたいことを伺ったところたくさんのご質問をいただきましたので、私からのお返事と合わせて、ご紹介します。
キッチンで最低限必要なもの
さしすせその基本調味料プラス、自分がよく作る料理でよく使うものを常に置いておくようにしています。(例:スパイスなど)
道具に関しても、毎日よく使う物(鍋、フライパン、まな板、包丁、ざる、ボウル、お玉、菜箸)ぐらいが最低限あって、あとは代用できるものは代用しますし、1週間のうちに数回使うくらい使用頻度の高いモノは、自分の中で必要な物として買いそろえるようにしています。(例:フライ返し、落し蓋)
「最低限の必要なもの」は、毎日頻繁によく使うものといえますね。
頻繁によく使うものは、それぞれ、一番取り出しやすい位置に収納します。
調味料であれば、調理するときに使いますので、コンロの近くで、動作数少なくサッと取り出せる収納が理想です。(イメージは片手でフライパンを持ちながら、片手でサッと調味料を取り出せるくらいのアクションです)コンロよりのスペースで調味料用のラックを使用されるのも方法のひとつかと思います。
各調理道具も、頻繁に使うものは使うときにすぐ取り出しやすいように、
例えば、水回りで使うボウルやざるなどはシンク下に、フライパンや火を最初に使う鍋などはコンロ下にというように、動線や動作が一番簡単で短いところに「最低限必要なもの」は配置しておくようにするとよいですよ。
鍋やフライパンの収納について基本的な考え方
使う場所に近いところに置くことが収納の基本的な考え方なので、フライパンや火を最初に使う鍋などはコンロ近くに、鍋であっても水を最初に使う物はシンク近くに置いたりします。
たくさん種類があったり十分な収納スペースがない場合は、一箇所に詰め込んでしまうと取り出しにくくなってしまいますので、使用頻度でわけて収納します。よく使うもののみ、そういった使いやすい場所に置き、たまにしか使わないようなものは、奥の方や高いところいった別のスペースを確保されてよいかと思います。
保存容器やキッチンツールのサイズがラクに分かる便利な収納方法
わかりやすい収納方法でいうと、1ジャンルにつき1引き出し、または1ジャンルにつき1ボックスなり1ケースで、ジャンル分け・サイズ分けしておくのが便利です。
たとえば引き出し収納であれば、引き出しの中にもケースを並べて、カトラリーなりキッチンツールなりを種類分けすることもできます。タッパーなども、サイズ別にカゴにまとめておくとわかりやすいですね。
だんだん収納場所が広くなっていくという問題については、物は意識しておかないとどうしても増えやすいですので、一度スペースを決めたら、決めたスペース以上には増やさない・スペースがいっぱいになったら使っていないものは減らしていくというルールをもっておくことも必要です。
包丁の収納
調理するうえでは欠かせないアイテムですので、やはりすぐに取り出せる場所が便利ですよね。
流し台の下の扉にしまうケースが多いかと思いますが、引き出しの中に並べる引き出し用包丁ケースだったり、スタンドタイプの包丁スタンドだったりと市販のものもいろいろあります。衛生的に保管できて安全であるということにも配慮して、そういった専用ケースを使われると安心ですね。作業台の近くですぐに手にとることができる場所に収めることが調理にとりかかるうえでスムーズです。
上段、中段、下段、吊るす収納をどう使い分ける?
使う物を収める場所は、使用頻度で分けて考えると便利です。
最も使いやすい場所は、中段=腰高から無理なく手を伸ばせるくらいの範囲。ここには、毎日頻繁によく使う物を置きます。次に使いやすい場所は下段。かがまないといけないので、ここには、たまに使う物を収めます。最も使いにくいのが、上段。めったに使わない物などの置場として考えます。
使い勝手よく料理がしやすいキッチン収納
キッチン収納は「取り出しやすさ」で作業効率が大きく変わります。
頻繁によく使う物は、動作・動線を簡単に短くすることを考えて、ワンアクションで、できるだけ動かずに出し入れできるように収めます。
出し入れや選び取るときの手間を減らすためにアイテムをしぼったり、作業台には物を置かずスペースを広くとることもポイントです。
誰が見てもどこに何があるのか分かるように収めることで、使い勝手の良い収納になります。
中身が見えない場所にはラベル表示をするなどしておくことで、迷うことなく作業に取り掛かることができるようになります。
ふきんの使い分けと洗い方
ふきんを使われる場合は、洗って除菌したり煮沸したりされるかと思いますので、置いておくよりも掛けて干しておくほうが、場所もとらないし衛生的ですね。
でも実はワタシは、使い捨てのダスターを使っていて、ふきんを置いていないのです。
除菌や煮沸の手間が面倒なので、便利なダスターを使用しています。
冷蔵庫整理のコツ
冷蔵庫収納では、賞味期限切れをつくってしまったり、二度買い・無駄買いを防ぐため「どこに何がどれくらいあるか」がすぐにわかるように気を付けています。
そのために活用しているのが、「収納ケース」と「ラベル表示」です。
一緒に使う物や必ず冷蔵庫にあるものなどをグループ化して、収納ケースでひとまとめにしています。
例えば、「ご飯のおとも」というケースに「漬物や佃煮類」がまとまっていたり、「パン食」というケースに「ジャムやマーガリン」がまとまっていたり、「デザート」や「ドレッシング・ソース」などといったケースもあります。まとめて引き出せるので取り出しやすいし、掃除もしやすいです。
ケースは、ぬれたり汚れてもすぐにふき取れるプラケースがおすすめで、今は100円ショップなどでもサイズ豊富だったり冷蔵庫内専用のものも手に入ります。
決めた場所が崩れないように、誰が見てもわかりやすいように、ラベル表示しておくことがおすすめです。
快適キッチンで毎日の家事も楽しくなった
キッチンが使いやすいと、余計な手間や労力がかからないので、調理時間も短縮され支度も後片付けもスムーズになりました!
あまり負担なく日々の食事の支度ができるようになって快適です。
主婦にとって家族のための家事は毎日のことですから、ストレスなくこなせるように今後も工夫していきたいですね。