散らかってしまうモノや積みあがってしまうモノをどのように分けてまとめるとうまく片付けできるのか、収納用品などを使っても物のまとめ方に迷ってしまうことがあるかもしれません。
収納する以前に、物の分類つまり仕分けが曖昧なため、片付かないというケースが大変多いのです。
物を、ジャンルや使用頻度などにうまく分類できていないと、どんなに収納用品を買いそろえて収納の工夫を試みても、結局は収納ケースから物があふれてしまったり、決めた場所に戻せなかったりしてうまく片付けできません。
物の分け方とかまとめ方にもポイントがありますので、物の分け方まとめ方・ジャンル分けのコツをご紹介します。
ジャンル分け・モノの分類方法
大小様々な収納ケースがありますが、そういったものに持ち物を分けてまとめるその方法が、3つあります。
- 人別に分ける
- 使用頻度で分ける
- 用途で分ける
この3パターンを意識せずに何でもかんでも一つのボックスに詰め込み、“何でもボックス”をいくつも作っている状態は片付いているとは言えません。
“とりあえず入れている”という状態なので、使いにくかったり結局部屋は片付かなかったりということになります。
ですから、”何でもボックス”は作らずに今紹介した3つのポイントを押さえて持ち物は分けて収納ケースに収めるようにしてみてください。
それではひとつずつ解説していきます
人別に分ける

まず、「人別に分ける」ですが、これは例えば衣類とかだとわかりやすいですね。
靴とか洋服とか、身に付けるものは、大抵家族の人別に(子ども用とか自分用とかご主人様用とか)分けているのではないかと思います。
お財布とか鞄とか、そういう個人の持ち物も人別に収納場所が分かれているかなと思います。
分けていないという場合は、まずは「人別に分ける」というのが、使いやすさや片付けやすさをかなえるひとつのポイントなので、まずは人別の収納場所・収納ケースを用意してみることをおすすめします。
ご紹介している写真は、片付け苦手なわが家の夫専用私物収納コーナーです。
使用頻度で分ける

そして次に「使用頻度で分ける」ですが、例えば洋服でしたら、今着るオンシーズンの服と今は着ないオフシーズンの服というように分けられますね。
それは使用頻度が高いものと、使用頻度が低いものに分けるということですね。
それから例えば子どものおもちゃとかでも、一軍のおもちゃと二軍のおもちゃというものがあると思います。
今よく遊ぶ一軍のおもちゃとたまにしか遊ばない二軍のおもちゃ、それらを分けて、一軍のものはいつも遊んでいるスペースに置いておく・二軍のものは子ども部屋にしまっておく、というような分け方もできます。
用途で分ける

そして最後に「用途別に分ける」ですが、例えば、文房具は文房具でまとめるのではなく、”何に使う文房具か”で分けることができます。
わが家の場合でしたら、ハサミ。
ハサミは文房具なんですけども文房具としてまとめるのではなく、子どもの工作用・キッチンで使うキッチン用・ゴミ出しをするときに使うゴミ出し用などというように、用途別で分けており、そのものが必要な場所にそれぞれあるという形なんですね。
文房具だから文房具として文房具の場所に置くというのではなく、使う場所にそれぞれ分けて収めるという分け方です。
違う種類のものでも一緒の用途で使うものをまとめておくことで、使いやすいですし片付けやすくなります。

まとめ
このように、同じ種類だから同じものをまとめるというだけではなく、人別・使用頻度別・用途別に分けてまとめることができたら、より使いやすいですし片付けやすい収納ができると思います。
ぜひモノの分け方や収納を見直してみてくださいね。
