日用品の分類・ジャンル分け

物を収納しやすくグループ分けするコツ

この記事を書いた人

さかた ちあき(快適暮らし舎代表)
片付けのきっかけ作りをお手伝いし片付く仕組みをご提案する整理収納アドバイザー。

持ち物をいろいろな切り口でグループ分けしてまとめておくことで、収納がしやすくなり、物の出し入れが簡単になります。

物を収納しやすくグループ分けするコツ

グループ分けの代表的な方法は、3パターンあります。

ひとつずつ解説していきますね。

1・一緒に使う物でまとめる

一緒に使う物をまとめて取り出せるようにしておくと、片付けやすく散らかりにくくなります。

家族間で、衣類や個人の持ち物を、個人別に分けるということは多くの方がすでにやっておられることでしょう。

生活用品は、同じ用途のものをひとまとめにしてグループを作っておくと便利です。

複数でひとつの役割を果たすものをグループ化して収納することを、「グルーピング」といいます。

たとえば、わが家でのグルーピングの例を一部ご紹介します。

アイロン・あて布・スムーザーをひとまとめにしたアイロンセット。

不祝儀袋・糊・筆ペンなどをひとまとめにしたセット。

ガムテープ・荷造りひもやハサミをひとまとめにしたゴミ出しセット。

花粉アレルギーの息子の薬をひとまとめにした花粉症お薬セットも、グルーピングといえます。

キッチンでは、お菓子作りの時に使う道具をひとまとめにしたお菓子作りセット。

子どもにお弁当を持たせるときに必要なものをひとまとめにしたお弁当セット、

など。

このように必要なものがまとまっていることで、あちらこちらから物を取り出す必要がなくなり、作業も片付けもラクになります。

2・使用頻度で分ける

持ちものの中には、毎日のように頻繁に使うものもあれば、時々使う物、年に1回程度しか使わない物もあるかもしれませんね。

物の使用頻度はさまざまですので、よく使う物のみを一番便利な場所に置くようにすると、

スペースがいっぱいになって片付かないというようなことはなくなります。

たまにしか使わないものは取り出しにくい場所にあってもOKなので、

同じ種類のものであっても、持ち物は使用頻度で分けてしまうことを心がけましょう。

3・使う場所別に分ける

最後に、「使う場所に使う物を置く」ことが収納の基本ルールです。

その物たちを使う場所に、正しく収納してあげることが大切です!

リビングにはリビングで使う物だけを。寝室には寝室で使う物だけを。

というようにそれぞれ配置するようにしていけば、自然と部屋は片づいていきます。

まとめ

各ご家庭の生活用品で、グルーピングできるものはどのような物があるでしょうか?

各部屋では、何をして過ごしていますか?その物は、どの部屋で使いますか?

ぜひ「分ける」テクニックを上手に組み合わせて、グループ分けを工夫していってくださいね。

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