かつての私は、散らかった部屋を片付けたい気持ちはあったけど、収納を考えたり収納用品を揃えたりする余裕がなく、とりあえず床やテーブル、ソファーなどに物を積み上げていました。
その頃の私が感じていた悩みの中に、
という問題がありました。
今回は、自分でできる収納用品の買い方や最適な収納用品の選び方をご紹介したいと思います!
欲しい物が見つかりやすいインターネット検索方法
今はインターネットで簡単に欲しい物を検索でき、家に居ながら通販で買い物ができる便利な時代です。
特に忙しい主婦の方なら、そのようなツールも賢く利用して快適な住まい環境を整えていきたいですね。
インターネット検索をする際に、欲しい物が見つかりやすい検索方法をご紹介します。
それが、「3ワード検索」方法です!
調べたい「場所」+「内容」+「方法」の3ワードで検索します。
たとえば、わが家は以前、洗濯物をたたむのが面倒なので、押入れに服を掛ける収納場所をつくりたいと考えました。
その場合、「押し入れ 洋服 掛ける収納」と検索窓に打ち込むと、押し入れ用のハンガー収納用品や収納方法がずらりと画像付きで表示されます。
欲しいものが絞れれば、価格別に収納用品を検索できたり、ショップ別に選ぶこともできますよ。
また、息子の玩具=フィギアコレクションの収納方法に困っていた時は、「子ども部屋 フィギア コレクション棚」と調べて、収納用品や収納方法のアイデアがたくさん見つかりました。
収納に迷った時には、「場所」+「内容」+「方法」の3ワード検索で新しいアイデアを見つけてみてくださいね。
わが家にぴったりな収納用品の選び方
せっかく選んで購入した収納家具や用品も、サイズが合わないと使えなかったり、「何かに使えるかと思って・・・」と買い余った収納用品は結局処分するようになることも少なくありません。
もったいないので、ぜひ最適な収納用品の選び方も参考にしてみてください。
収納用品はサイズが命
日本の住まいでは、尺、間という寸法が古くから使われています。
こういった住宅での畳の寸法や押し入れ、クローゼットのサイズなどは大体共通しており、たとえばそういった場所で使いたい収納用品を選ぶときも、(日本企業が販売している)押し入れ用・クローゼット用といった商品を選べば、これまでサイズが合わないということはほぼありませんでした。
ですが、最近のハウスメーカーでは基準寸法が違っていたり、輸入住宅や注文住宅も増えているので、一概には言えないようです。
押入れのサイズはこれくらい、などと想定することができなくなったので、収納用品を選ぶときには必ずきちんとサイズを測ってから選ぶ必要がありますね。
なんとなく…適当に…で選んでしまうと、「サイズが合わなくて使えない!」「思わぬデッドスペースができてしまう!」といった失敗をしてしまいがちです。
収納の計測方法
サイズを計測するときは、収めたいスペースと収めたいもの(収納用品)の、両方のサイズを測りましょう。
幅、奥行き、高さを計測しておくことが大事です。
スペースでは外法ではなく内法を測ること、扉がある場合は扉にひっかからないように開口部分の寸法に注意して測ること、などを気を付けておくと良いですよ。
収納スペースは四角く区切る
また、収納スペースは四角く区切ることが基本です。
デザインや流行に惑わされて、自宅のスペースに合わないものを購入するのでは本末転倒ですよね。
決してそのように収納用品を衝動買いしたりせず、ぴったりのサイズが見つかるまでは安易に買い足さないようにしたいですね。
長く愛用できるものを選ぶ
収納用品は一度購入したら動かせないものではなく、他の場所でも使い回しが利き、ライフスタイルの変化にも対応できるモノを選ぶと長く愛用できます。
仕切りが細かすぎたり応用が利かない商品は、将来の変化に対応できません。
いくつもの使い道が考えられるものを最初から選んでおくと良いですね。
インターネットを活用して探したり、店頭に足を運んでぴったりの商品を見つけてください。
収納の法則を覚えよう
スペースの活かし方や収納のコツについても解説します。
収納スペース(空間)の活かし方には法則があります。
どのような空間でもこの法則をあてはめると、収納アイデアが浮かんできますから、ぜひ覚えてくださいね。
- 平面は縦に区切る
- 高さは横に区切る
- 奥行きは前後に区切る
はい、そんなに難しい法則ではありません。
ひとつずつ収納例をみていきましょう!
平面は縦に区切る
引き出しのような平面のスペースでは、中に入っているものが重なり合わないように・上から見てどこに何があるか分かるように、空間を「縦」の線で区切ります。
使える収納用品は、収納ケースや収納ケースに代わるもの、仕切り板、などがあります。
高さは横に区切る
高さのあるスペースでは、棚板を増やすようなイメージで、上段まで活かすための収納用品を用い、高さを「横」に区切ります。
使える収納用品は、収納ラックや突っ張り棚、引き出しケースなどがあります。
奥行きは前後に区切る
奥行きのあるスペースでは、奥の空間まで無駄なく使えるように、空間を「前後」に分けて収納を考えます。
奥に物を置いた時には、手前に置くものはラクに動かせるようにキャスター付きの可動式にしたりなどして収納を工夫しましょう。
基本から応用していこう
この収納の法則を応用していくことで、どのような収納用品を揃えればいいのかイメージが浮かびやすくなります。
サイズを正しく計測し、サポートサービスやネット通販なども活用して、より良い住まいを整えていきたいですね。




