リビングに、整理しきれない書類があふれかえって困っているお家も多いかもしれません。
要不要の判断がつきづらい書類は、捨てにくいものです。
かといって、いつまでも片付かないままではストレスになりますね。
でも実は、書類の管理は、やり方を学んで仕組みさえ作ることができれば簡単なんです。
整理収納の手順をまとめましたので、ぜひ一項目ずつチェックしていきましょう!
まずは家中の書類をかき集めて
書類の片付けでは、まずは家中の書類を1か所に集めることから始めてくださいね。
あとで確認しようと置いている書類、捨てる判断のつかない書類が家中のあちらこちらに点在してはいませんか?
もう1か所に集まっているよ~という場合は、そこからのスタートでかまいません。
では、早速その全ての書類を1枚1枚確認し、「残しておくべき書類」か「捨ててもいい書類」かに仕分けしていきましょう。
ここは少々骨の折れる作業になるかもしれませんが、今後の書類管理をラクにする仕組み作りのためには重要なステップです。
捨ててもいい書類を判断する
お知らせなどのご案内書類は、確認したらすぐに捨ててもいいものです。残しておく必要はありません。
取扱説明書関係の中には、余計な広告がまざっていることが多いので、必要な冊子だけ残しておくようにするとスッキリしますよ。
その他、たとえば保管期限がわからないような書類は、「〇年分だけ残す」というように、この機会に、自分で期限をつくって捨て時を決めておいてください。(増えていく一方です)
クレジットカードの請求書・・・3か月
公共料金の明細、医療費の領収書・・・1年
給与明細や年賀状・・・3年分
納税証明書や領収書・・・5年
本当にすてていいのかな?後で必要になるかも・・・と不安で捨てきれない書類もひょっとしたらあるかもしれませんが、本当に必要で、残しておくべき書類は、(※)に関する書類のみです!(※)証券、通帳、証書、契約書、年末控除の書類など
あとのものは、たとえウッカリ捨ててしまっていても、ホントなんとかなります。笑
5つのグループに分ける
捨ててもいい書類を処分し終わったら、次に「残しておくべき書類」を5つのグループに仕分けしましょう。
- 暮らしーDMやチラシ、ゴミ分別表、出前メニュー、手紙やはがきなど
- 医療ー保険証や診察券、医療費の領収書など
- お金ー税金関係、年金関係、保険関係、ローン関係、明細など
- 教育(学校)ー子どもの学校や習い事関連
- 取扱い説明書/保証書
書類のグループやカテゴリーは各ご家庭のライフスタイルによっても異なりますので、ざっくり記載になりますが、大体この5つのグループに大きく分けられるのではないでしょうか。
このような仕分けができたら、収納方法のおすすめであるファイルボックスに、投げ入れ収納で完成です!
ファイルボックスには、グループ名のラベル表示を忘れずに。
また、ボックス内も、個別フォルダーでカテゴリーごとに仕分けすることができます。
仕組み作りのポイントは、「投げ入れ収納」であるということ。
面倒なファイリングや、フタを開閉するような収納グッズは片付けがあまり長続きしません。
書類の一括管理
上記の項目まで片付け終えたら、仕組みの枠組みは完成です!
ここからは、もう二度と書類をあふれかえさせることのない、書類管理のルールをご紹介します。
- 書類のファイルボックスは部屋の1か所で管理し、書類管理ステーションをつくりましょう。
- 今後は、書類を手にしたその場で即座に要不要の判断をし、捨ててもいい書類はゴミ箱へ。残しておくべき書類は、書類管理ステーションのファイルボックスへ投げ入れ収納。
- 各ファイルボックスがいっぱいになったら、ボックスごとに見直しを行います。
- 見直しの時期(ファイルボックスがいっぱいになった時)には、古くなった書類やもう処分しても良い書類が出てくるはずです。書類の捨て時の目安も参考に、必要なくなった書類の処分を行います。
この繰り返しになります。
書類管理ステーションや、書類管理の方法については、こちらの記事も参考にしてみてくださいね↓
まとめ
家中の書類が一括管理できる仕組みさえ作れれば、書類の管理は本当にラクになります。
速やかに仕分けし整理するルールが習慣化すれば、要不要の判断もどんどん早くなってきますよ。
おかげで今では、惜しみなく書類を捨てすぎているのか、「潔い!」と周りに感心されてしまう私ですが、生活上困ったことはまだ一度もありませんのでご安心ください。
ぜひ書類もすっきりさせて、快適に過ごしていきましょう。