今回は、食品やおもちゃの分類・ジャンル分け例をご紹介します。
片付けで多くの方が頭を悩ませているのは、物を「分ける」ときのようです。
この「物の分類」がなかなか厄介で、ざっくりすぎても、または細かく分けすぎても、どちらも片付けにくいのです。
食品の分類例
たとえばパントリーの食品分類の例では、「食品」という大きすぎるくくりでは一つのスペースにあれもこれもと物が詰まってしまい欲しいものが探しにくいため、
「粉物」「乾物」「缶詰」「インスタント食品」「お菓子」「飲料」・・・などなどという具合に食品を分類することができます。
この時、たとえば「乾物」は、ふりかけや干しシイタケや昆布など色々ありますが、できるだけひとまとめにしていた方が管理は簡単です。ジャンルで分ける方法です。
どうしても数が増えてきたら、頻繁によく使う「だし系」(かつおぶしやいりこ・昆布など)のカテゴリーボックスをひとつ増やすと余裕ができます。
同じように、たとえば「インスタント食品」に対して、「カレー」「ラーメン」「スープ」などと細かく分けすぎていると、片付けるのも管理するのも面倒になります。
このように、物の分類は、最初はジャンルで分けてさらに数が多いものに関してはカテゴリーや使用頻度で分ける…という具合に物を仕分けしていき、それぞれの物の定位置を決める作業です。
おもちゃの分類例
そして、ママさんから多くいただくご相談が「おもちゃが片付かない」なのですが、おもちゃ収納棚はあるはずのにどうしてもリビングダイニングにおもちゃが散乱してしまうケースのほとんどは、収納棚でのおもちゃの仕分け方が曖昧なことが片付かない原因です。
特に細かいパーツやバラバラのオモチャは定位置がなく、とりあえず置かれている物が多いようです。
分類に困るものは「なんでもボックス」にひとまとめにすることが方法のひとつですが、ただし、なんでもボックスに入れていいのは分類に困る物だけです!
“なんでもボックスだらけ”というざっくりしすぎた分類でも、片付けはうまくいかないからです。
たとえばわが家の小学生男児は、フィギアの収集癖があり、おもちゃといえばとにかく細かいフィギアが多いです。
「フィギア」というジャンルひとくくりだとボックスがいっぱいになりすぎるので、フィギアをさらに「モンスターハンター」「ウルトラマン」「ゴジラ」「トランスフォーマー」などというようにカテゴリーに分けてそれぞれにボックスを用意しています。
大好きな「恐竜」フィギアはそのうえまた量が多いので、「恐竜(大)」「恐竜(中)」「恐竜(小)」といった仕分け具合です…。
フィギアだらけのわが家の例は特殊かもしれませんが、ひとつのボックスがつくれるくらい数があるものは1ジャンルとみなしましょう。
片付けサポートの現場では、お子さん用に「文具」や「工作」といったジャンルのボックスをつくることも多いです。
女の子なら、「ファッション」や「アクセサリー」のボックスを用意することもあります。手持ちが少ないなら、「フアッション」と「アクセサリー」はひとまとめでもいいですね。
分類法は各家庭で異なります
このように、手持ち物の量や使用頻度によって、仕分けの仕方は変わってきます。
各家庭によって分類法が異なるから難しいと感じる方も多いようですが、まずは片付けたい物の種類や所有量を把握して、ジャンル分けにチャレンジしてみてくださいね!
物の分類が上手にできれば、みるみる部屋が片付いて驚くほどです。
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