片付けの仕事をしている私が、片付けの基本的な手順や方法についてご紹介します。
単純な片付けにも実は理論やコツがあり、そのポイントを押さえているかどうかで、気持ちよく片付いた部屋を維持できるかできないかが違ってきます。
私は片付けることを仕事にしているので、「片付けのプロです」と自己紹介させてもらっていますが、実際はごく普通の建売住宅に住む普通の主婦です。
なので、難しいノウハウをお伝えするわけではありません。
片付けは基本的なポイントさえ押さえれば、どなたでも取り組むことができる単純なスキルです。基本の考え方をお伝えしていきたいと思います。
この記事を書いたのは
さかた ちあき(詳しいプロフィール≫)
片付けのきっかけ作りをお手伝いし片付く仕組みをご提案する整理収納アドバイザー。
片付けの手順
片付けの手順について。ひと言で「片付け」と言いますが、そこには一つ一つ手順があり、整理→収納→整頓→掃除の順番で取り組んでいきます。
整理
「整理」は物を区別することです。
いらないものを処分したり、必要なものを分けたり、減らす・分ける・ものを区別することを「整理」と言います。
モノを減らすコツはこちらの記事をご覧ください↓

減らしたモノを分けるコツはこちらの記事をご覧ください↓

収納
次に、整理した物を収めることを「収納」といいます。
整理をしてから、「収納」です。
「収納」の段階で、収納家具を使ったり収納用品を使ったりします。雑誌やSNS,YouTubeなどではおしゃれな「収納」を紹介しているコンテンツも多いですね。
必要ない物がすごく多いお家は、「収納」の前に整理をしてからでないと、いきなり収納を真似してもうまくいかないので要注意です。
収納のコツは、こちらの記事をご覧ください↓

整頓
収納した後にも、暮らしているうちに部屋は乱れたりしますよね。
物を元の場所に戻したり、並べ直したり、見た目を整えることを「整頓」と言います。
掃除
そしてホコリを払ったり汚れを拭いたり、汚れを取り除くことを「掃除」と言います。

片付けの手順を知らないデメリット
片付けの手順を知らない場合のデメリットは、たとえば大掃除の時に「断捨離もして~掃除もする」というように、整理から掃除までをいっぺんにやろうとしてすごく大変さを感じてしまうことです。
日頃から物を整理・収納・整頓までに取り組めていたら、残りの「掃除だけ」というのはわりと楽だったりするんですよね。
なので、ぜひ片付けの手順を頭に入れておいて、日頃から整頓まではできている状態を保つことができるよう工夫してみてください。
きっと暮らしも楽になりますよ。