わが家のような、収納スペースがあまりない家の収納についてご紹介します。
うちは建売住宅の二階建てで、一階にはリビングダイニングとキッチン、和室があります。
和室には唯一押入れがありますが、リビングダイニングやキッチンには備え付けの棚や造り付けの収納スペースがありません。
色や素材を揃える

- 家具や収納用品の色や素材を揃える
スペースがないとどうしても部屋に出ている物が多くなりごちゃつきがちですが、家具や収納用品の色や素材を揃えることで、まとまった印象になると思います。
白なら白、黒なら黒といったように統一し、目に入る「色」の数を抑えることで、スッキリ見せることができます。
よく収納好きな人がわざわざ日用品のパッケージなどを隠したがるのはそのためで、ケースを統一することで見えていてもスッキリさせることができるからです。
私は木目調の家具や自然素材のものが好みなので、見えている家具や収納用品はブラウンを基調として木製の家具や籐のカゴなどでできるだけ揃えるように心がけています。
「見せる」と「隠す」をバランスよく

- 「見せる」と「隠す」をバランスよく配置する
物を隠すためには扉を閉めて中身を見せないようにする隠す収納にする必要がありますが、そもそも収納スペースがないので、隠したい場合にはキャビネットや引き出し棚などを用意する必要があります。
ですが扉付きの家具をたくさん並べすぎると、圧迫感があり部屋が狭く感じられてしまうので、隠す収納は必要最小限にしています。
部屋を広く見せたい時には、収納家具で視界がさえぎられることがないように気を付けると良いですね。
出しっぱなしになってしまう物はできるだけデザインの気に入った物を選び、日用品もインテリアのひとつとなるような見せる収納ができるよう心がけています。
突っ張ってみる

- パーテーションや間仕切りを突っ張ってスペースをつくる
とはいえ、子どもの玩具のような…ゴチャゴチャを隠したいけど、しまい込むと出し入れが不便になってしまうような物もあるわけです。
わが家の場合そういった物は、パーテーションや間仕切りを突っ張って、コーナーをつくるようにしました。

隠したい時だけ、カーテンで間仕切りできます。
1軍のみを集める
- 配置する物を厳選し、1軍の物のみを集める
しかし多くの場合、物が増えてくると、足りない収納スペースの確保に悩み安易にカラーボックスや収納ラックを増やしてしまいがちです。
でもこれはNG!
収納用品を増やすのではなく、持ち物を厳選することから始めましょう。
むやみに物を増やさず「増えたら減らす」テクニックを身に付けることも、すっきり暮らすためには大切ですね。