今回は、片付けたいけれどやっぱり物が捨てられないので、あいかわらず物が多く片付かない、という方へのご提案です。
物を捨てる時の判断基準は…?
「捨てられない」という方はたくさんいらっしゃいます。
片付けたい気持ちはあるのに・・・それでもやっぱり物が減らせない!という方。
そんな方に向けての発信はこれまでも、
- 物を捨てる前に、「もったいない」という判断基準を捨てましょう!
- 要・不要の判断は(高かったから…)という過去形や、(いつか使うかも…)といった未来形ではなく、(今現在使っているかどうか)の現在形で考えましょう!
などと発信してきましたが、今回はもう少し分かりやすいご提案です。
なかなか捨てられない方は、ひょっとしたら物を捨てる時の判断基準が「必要か?必要でないか?」になっていませんか?
実は、それではなかなか物を手放すことはできません。
だってご自宅の中にあるものは、これまで「必要」と思って残してきた物ばかりなんですから、「必要?不必要?」の考え方では「やっぱり必要!」となってしまうんです。
そうではなく、物は「使っているか?使っていないか?」で判断します。
あっさり捨てられる魔法の呪文

整理収納サービスの現場でも、アドバイザーは必ず、ひとつひとつの物に対して「使っていますか?使っていませんか?」と質問するんですよ!
そうすると、持ち物の大半は「使っていない」物だということに気が付くはずです。
私たちが必要として日々使っている物って、所有物の2割程度だと言われています。
残りはすべて、使っていない物です。
使っている物と使っていない物に分けることができたら次に、「使っていない」物の中から、「この先も使うことのない」物を選んでいってみてくださいね。
「使っていない」「この先も使うことはない」ということが見えれば、なんだかあっさり捨てられるケースが多いのです!
ですから、整理収納アドバイザーは、片付け現場では決して物を捨てることを強制したり、要不要の判断を勝手にすることはないのですが、「使っていますか?使っていませんか?」の言葉を多用しています。笑
おかげで、どんなに「捨てられない」「片付かない」とおっしゃっていたお客様のお宅でも、毎回サポートではたくさんの不要品を処分することになります。
もちろん、自宅がすっきりしてお客様にも大変喜んでいただいています。
「使っている?使っていない?」は私にとってはけっこう魔法の呪文なので、皆さんも片付けの時にはぜひ活用していってくださいね!