片付けの基本

ご自宅に最適な収納用品の選び方

この記事を書いた人

さかた ちあき(快適暮らし舎代表)
片付けのきっかけ作りをお手伝いし片付く仕組みをご提案する整理収納アドバイザー。

今回は、収納用品の選び方についてご紹介します。

整理収納サービスに伺ったお客様のお家では、使っていない収納用品が余っていることがよくあります。

サイズが合わなくて使えなかったり、「何かに使えるかと思って・・・」と買い余った収納用品がたくさんあって、結局処分するようになることも少なくありません。

もったいないので、ぜひ最適な収納用品の選び方を参考にしてみてくださいね。

収納用品はサイズが命

さて、日本の住まいでは、尺、間という寸法が古くから使われています。1尺は303mm、1間は1,820mmで、一般的には3尺910mmを基準寸法とし、住まいの内装材にも尺の単位が多く使われています。

こういった住宅での畳の寸法や押し入れ、クローゼットのサイズなどは大体共通しており、たとえばそういった場所で使いたい収納用品を選ぶときも、(日本企業が販売している)押し入れ用・クローゼット用といった商品を選べば、これまでサイズが合わないということはほぼありませんでした。

ですが、最近のハウスメーカーでは基準寸法が違っていたり、輸入住宅や注文住宅も増えているので、一概には言えないようです。

押入れのサイズはこれくらい、などと想定することができなくなったので、収納用品を選ぶときには必ずきちんとサイズを測ってから選ぶ必要がありますね。

なんとなく…適当に…で選んでしまうと、「サイズが合わなくて使えない!」「思わぬデッドスペースができてしまう!」といった失敗をしてしまいがちです。

収納の計測方法

サイズを計測するときは、収めたいスペースと収めたいもの(収納用品)の、両方のサイズを測りましょう。

幅、奥行き、高さを計測しておくことが大事です。
スペースでは外法ではなく内法を測ること、扉がある場合は扉にひっかからないように開口部分の寸法に注意して測ること、などを気を付けておくと良いですよ。

収納スペースは四角く区切る

また、収納スペースは四角く区切ることが基本です。

デザインや流行に惑わされて、自宅のスペースに合わないものを購入するのでは本末転倒ですよね。

決してそのように収納用品を衝動買いしたりせず、ぴったりのサイズが見つかるまでは安易に買い足さないようにしたいですね。

長く愛用できるものを選ぶ

収納用品は一度購入したら動かせないものではなく、他の場所でも使い回しが利き、ライフスタイルの変化にも対応できるモノを選ぶと長く愛用できます。

仕切りが細かすぎたり応用が利かない商品は、将来の変化に対応できません。
いくつもの使い道が考えられるものを最初から選んでおくと良いですね。

インターネットを活用して探したり、店頭に足を運んでぴったりの商品を見つけてください。

一人でアイデアが浮かばない時は、収納計画のご相談も承っております。
どうぞお気軽にお声かけくださいね。

LINEご登録でオリジナルテキストプレゼント中♪

友だち追加
公式LINE友だち追加でオリジナルテキストをプレゼント!
LINEでお役立ち情報をお届けします。

≫詳しくはこちらをチェック